害獣について考えてみました
2023/05/18(木)
当社の天井裏にアライグマが住み着いて3年。
民間の害獣駆除サービスを利用することにより1年ほど寝ぐらを変えていたようですが、最近また屋根裏に気配を感じるようになりました。昼でも行動が活発になってきたので侵入場所と思われる箇所に”出たら入れない仕掛け”を付けて補修し、忌避剤を散布しました。しかし、その甲斐もなく翌日には通常営業の様子…。
仕掛けも壊してまでどうしても入りたかったのは、どうやら子育てと関係があるようです。そんな時、事件が起きました。壁の間に幼獣が落ちたようで、1階の収納戸棚の中、壁の奥から幼獣が鳴く声も聞こえてきます。そこで、壁の一部を壊して、救出作戦を展開し、幼獣を取り出しました。
次の段階が問題です。①親に引き渡す(親が来るのを待つ) ②自治体の環境課などに相談(民間の駆除業者を紹介される=殺処分) ③山や野原に放す
現在は①を選択し親がいつも通っている進入経路の途中に置いています。正解はたぶん②で、今後の成り行きもそこに落ち着くと思います。特定外来生物ということで根絶が最終目的となるからです。
今回のことで害獣について調べてみて、外来種の侵入が感染症の発症リスクや生態系に与える影響を抱える環境問題であることを考えさせられました。
環境問題も自分事となれば良く調べ対応を考えます。自分事にするにはまずは知ること。知ったら行動を起こすこと。グローバルすぎて悲観的になってしまいがちな環境問題もぐっと身近に感じることができました。