こども食生活支援事業
2024/09/13(金)
加須市では、ひとり親世帯等を支援するため、『優しい気持ちをいただきます』を合言葉に、毎奇数月の第2週を「加須市子育てフードドライブ週間」と定め食料品等の受付を行っています。集まった食品は安全管理に十分注意し、市内で活動する「こども食堂」や「子育て応援フードパントリー」を実施している団体に贈呈し、その後、ひとり親世帯等の子育て中で食品支援が必要な家庭にお届けしている事業です。
弊社でも社内にフードポストを設置し、今回2回目の食料品を社会福祉協議会様にお渡しする事が出来ました。
2022年に厚生労働省が「国民生活基礎調査」で公表した調査データによると、日本における子どもの貧困率は9人に1人、さらにひとり親世帯の子どものうち約2人に1人が貧困に直面しているそうです。国や自治体の支援やサポートの他、地域や会社等、社会全体で支えあうことが必要ではないでしょうか。フードポストを通して、社会問題を考えるきっかけにしたいです。
これからも食料品の寄贈を続けていけたらと考えていますが、一時的な食料支援にとどまらず、教育・経済・生活・就労支援を通して、子どもだけでなく大人への支援やサポート、生活基盤を整えることも重要ではないでしょうか。